競技規定
JPBA運営による大会は下記のルールに基づき運営される。
ルールの追加については、理事会での協議の上行うものとする。
シーズン中でも理事会での承認を得ればルールの変更、追加をすることができる。
競技開催の可否
1. |
競技可能かどうかの決定はそのイベント開始の2日前(19:00)に決められる。
これらはヘッドジャッジとコンテストディレクターにより決定される。 |
2. |
競技順については、ヘッドジャッジと協議し、コンテストディレクターが決定する。
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3. |
競技可能なコンディションと判断された場合、コンテストディレクターとヘッドジャッジが決定しスケジュールに対して抗議することはできない。 |
4. |
ヘッドジャッジとコンテストディレクターによって、競技可能な波がなくなったと判断された場合、ヒートを中断する。 |
オフィシャルコール
1. |
大会開始前のオフィシャルコールは、JPBAウェブサイト又はメール、SNSで発表される。 |
2. |
大会期間中のオフィシャルコールは、大会会場に設置されたインフォメーションボードに発表される。天候不良など特別な事情によりインフォメーションボードが困難な場合、JPBAウェブサイト、メール、SNSで発表されることがある。
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イベント・ツアーの成立・シリーズランキング
1. |
コンディションによりイベントが続行できない場合でも、全ヒートの70%を消化した時点でそのイベントは成立とみなす。その場合、ポイント及び賞金は勝ち残っている選手に平等に分配される。公認プロ資格の獲得ラウンドまで勝ち上がっていない場合、賞金獲得での公認プロ資格の取得はないものとする。
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2. |
JPBAツアーランキングは設定された全戦の合計ポイントによりランキングを決定する。
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3. |
JPBAツアーが3戦以上開催のない場合は、その年度のグランドチャンピオン、年間ランキングは決定しないものとする。その場合、開催されたコンテストのランキングポイントは、前年度のランキングポイントに加算されて翌年のシードを決定する。 *但し2022年のシードは、2019年度のツアーランキングに2021年度のポイントを加算する。 |
ヒート時間
1. |
トライアルは15分、プロ本戦(シニア、JUNIORを含む)は20分を基本とする。 |
2. |
大会期間内に終了させるため、その日のコンディションも考慮して、コンテストディレクター、ヘッドジャッジの判断により、ヒート時間が変更される場合がある。
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3. |
すべてのヒートで、ヒート時間の管理はヘッドジャッジが行う。
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4. |
ヒート開始後の時間延長は、原則として行われない。何らかの理由によりヘッドジャッジによってヒートが中断され、再開する場合、可能な限り中断前と同じ状態(残り時間、得点、順位、プライオリティを含む)で再開する。※例外として、ヒート中の選手が誰もライディングをしていない、あるいはコンディションの変化によって続行が困難なとき、ヘッドジャッジの判断によって、同じスケールでリスタートを行う場合がある。ただし、中断残り時間が5分を切っていた場合はこの限りではない。 |
5. |
ヒートスケジュールはコンテストディレクターによって管理され、ビーチマーシャルのインフォメーションボードによって告知される。それ以外によって誤った情報を伝えられ、ヒートに間に合わなかった選手は、抗議できない。ただし、ディレクターによって誤った情報を伝えられた、または、何らかの正当な理由によりヒートに間に合わなかった選手がいた場合、ディレクターの判断により再試合が行われる。
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ヒート開始と終了
1. |
ヒートに参加していない選手は、進行中のヒートのジャッジングを妨げないエリアに留まる必要がある。
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2. |
ヒート開始時に1回、中断時および終了時に2回のホーンが鳴る。ホーンが使用できない場合、ビーチアナウンサーによって「スタート」、「終了」がコールされる。
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3. |
ヒートの時間は、フラッグ(旗)によって表示される。緑がヒート開始・進行中、黄色もしくは赤が残り時間5分以下を表す。 |
4. |
ヒート終了の5秒前からカウントダウンし、0秒の時点で終了ホーンが鳴る。
ホーンの鳴り始め、またはビーチアナウンサーによる「終了」コールの頭がヒート終了となる。
※ヒート終了後、ヒートに参加選していない選手はプローンポジション(うつむいた状態)で演技をせずにビーチに直帰しなければならない。
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5. |
ヒート終了後、次のヒートとの間にライディングを行ったり、ヒート終了後に意図的にラインナップに留まったりした場合にはペナルティが課せられる場合がある。 |
6. |
ヒート開始前のライディングにはペナルティが課される場合がある。プライオリティルールの場合、最下位のプライオリティからのスタートとなる。 |
7. |
決勝は、競技エリアに波のセットが来たタイミングを計って開始することが推奨される。 |
ウェーブカウント
1. |
ノンプライオリティルールのヒートではマキシマムウェーブカウントは10本、プライオリティルールのヒートでは無制限とする。ヒート時間が変更された場合、コンテストディレクター、ヘッドジャッジの判断により、マキシマムウェーブカウントが変更される。 |
2. |
マキシマムウェーブを乗り終えた選手にはビーチアナウンサーによりアナウンスされる。それ以上ライディングを続けた場合、各ライディングに対しペナルティが課される場合がある。 |
得点集計と順位
1. |
集計は以下に従う。 |
1. |
各ジャッジのうち最高点と最低点はカット。(3人ジャッジの場合はカットなし)
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2. |
その他の点の平均がライディングの得点となる。 |
3. |
ライディングのうちベスト2本の合計得点がヒートスコアとなる。
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2. |
ヒートスコアが同点の場合は以下に従う。
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1. |
選手の次のベストウェーブを比較する。
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2. |
すべてのライディングの得点が同点で、ヒートスコアが0点でない場合、ヒートのシード順が高い方が高順位となる。※ヒートスコアが0点のとき、ヘッドジャッジによって、ライディング可能な波が来なかったと判断された場合には、再試合を行うことがある。
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3. |
ヒート参加者が2名しかいない場合、そのヒートは行われず、得点は0点となる。
シード順が高い方が高順位となる。
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サーフキャディ
ヘッドジャッジとコンテストディレクターの協議によって、サーフキャディの使用が認められる場合がある。サーフキャディの使用は以下のルールに従う。 |
1. |
選手は、自身のキャディと一緒にビーチマーシャルでチェックインを行う。また、キャディは絶対に進行中のヒートを妨げてはならない。 |
2. |
キャディは選手のスペアボード保持、折れたボードの回収などの目的で入水することを認められる。 |
3. |
キャディの入水することができる範囲は、ヘッドジャッジが判断する。 |
4. |
キャディがヒート中にライディングした場合、または他の選手の妨害をした場合、キャディに対応する選手にペナルティまたはインターフェアレンスを課される。
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5. |
キャディは選手と同様にルールブックの対象になる。ルールに従わない場合は、キャディに対応する選手にペナルティが課される。
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6. |
選手は、ヒート開始時に自身のキャディが保持しているスペアボードのみ使用できる。 |
7. |
自身のスペアボード以外をキャディから受け渡され、使用してライディングまたは他の選手を妨害した場合、選手にインターフェアが課される。※ 緊急時のウォーターパトロールによる救助(インパクトゾーンからの回避など)を除く。 |
8. |
キャディが選手へスペアボードを渡した後、パドルしてビーチへ戻る場合には折れたボディボードを使用できる。 |
9. |
キャディがいない選手は、ビーチにスペアボードを用意する。 |
アナウンス
1. |
ビーチアナウンサーは、基本的な競技ルール、ボディボード知識を理解している必要がある。
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2. |
ヘッドジャッジは、コマーシャル、勝利者インタビュー時などに、協議進行の妨げとなると判断した場合、音声を抑制する(サウンドブラックアウト)ことができる。
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3. |
ビーチアナウンサーは、ジャッジがスコアを確定するまでアナウンスしてはいけない |
4. |
スコアやシチュエーションは、ヒート中、継続してアナウンスすることが望ましい。 |
5. |
ジャッジによるスコアの入力ミス、またはビーチアナウンサーによるミスアナウンスに対しては、選手は抗議をすることができない。 |
6. |
選手がシチュエーションコールを望む場合、以下のハンドシグナルを使用する。 片手をあげる:シチュエーション(スコア、ニードポイント)コール あげた腕をもう一方の手で掴む:タイムコール 両手をあげる:プライオリティシチュエーションコール |
プロテスト
1. |
本協議規定に明らかに反すると思われる結果に対し、選手は抗議権を行使することがで きる。抗議内容は書面だけであれば、JPBA公式シートを使用して、結果発表後の30分以内にビーチマーシャルへプロテスト申請の意志を伝えた後、コンテストディレクターへ申請する。
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2. |
コンテストディレクターが申請を受け付けるかを判断する。
回答に対する協議は15分以内で、運営に支障をきたす場合はこの限りではない。
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3. |
スコアおよびインターフェアランスについては、いかなる反証に関する物的証拠、例えばビデオが提出されても、集計完了後の修正は一切認めないものとする。 |
4. |
唯一の例外は、当該ヒートの大多数のパネルジャッジが、明らかに競技エリア内、競技時間内にされたライディングまたはインターフェアランスを見逃したとヘッドジャッジが判断した場合である。この場合に限り、物的証拠は有効手段として重要視され、ヘッドジャッジはこれに基づいて最終決定(修正の有無)を下す。最終結果は、抗議から30分以内にアナウンスする。 |
5. |
どの審判結果に対しても、他が審判(意義申し立て)する事はできない。
選手本人以外の申請は受け付けないが、ジュニアクラスはコーチでも申請できる。 |
ジャッジ
全てのイベントにおいて50%以上の割合でJPBAツアージャッジが含まれるものとする。JPBAツアージャッジの認定はJPBAジャッジ委員長の選出により決定される。
ジャッジクライテリアプローンディビジョン
選手は、以下のジャッジ基準にそって演技をしなければならない。
1. |
積極性及び最高難易度 |
“Commitment and degree of difficulty” |
2. |
マニューバーの革新性と進歩 |
“Innovative and progressive maneuvers” |
3. |
メジャーマニューバーの結合性 |
“Combination of major maneuvers” |
4. |
マニューバーの種類の豊かさ |
“Variety of maneuvers” |
5. |
スピード、パワー、フロー |
“Speed, power and flow” |
※得点の基準のうちどの要素を重要するかは、ポイントの地形や当日の波のコンディションによって変動する。
※プローンディビジョンでは、プローンポジション以外のいかなるライディングもスコアリングの対象にはならない。
ドロップニーディビジョンでは、以下の基準を適用する。
1. |
バランス、コントロール、技の角度とスプレーの量など。
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今後ジャッジ基準の改正があった場合は、原則その年の最新の基準で審査を行う
スコアリングカテゴリー
0.0~1.9 Poor(プア) |
2.0~3.9 Fair(フェア) |
4.0~5.9 Average(アベレージ) |
6.0~7.9 Good(グッド) |
8.0~10.0 Excellent(エクセレント) |
プライオリティとインターフェアレンス
特に断りがない限り、本ルールブックに記載されているすべての大会に適用されます。
インターフェアレンス
大多数のジャッジが優先権を持つ選手の得点の可能性を対戦相手の選手が妨げたと判断した場合、インターフェアレンスコールされます。 マキシマムオーバー時に発生したインターフェアレンス マキシマムウェーブを乗り終えてもラインナップにとどまる場合、以下の行為はインターフェアレンスとなる。 |
1. |
さらに波に乗り、他の選手のライディングを妨害した場合。 |
2. |
パドリング、ポジショニング、その他の理由で他の選手を妨害した場合。 |
ノンプライオリティシチュエーションの優先権
1. |
インサイドポジション(※ 波のピーク側)にいる選手が、優先的に波に乗ることができる。その選手に対して過度の波の取り合い(ハッスリング)、リーシュ、フィンを引っ張る、波のセクションを崩す等、スコアの妨げになる行為をした場合、インターフェアレンスが課される。 | ||||||||||
2. |
波の優先権は、コンテストエリアの地形や海の状況によって若干異なるが、どちらの選手が先にテイクオフしたかではなく、波のポテンシャルがレフトかライトかに基づいて、どちらの選手がよりインサイドポジション(※ 波のピーク側)にいたかによって各ジャッジが判断する。 ※テイクオフの時点でライト、レフトかはっきりせずピークのない波の場合、最初に明確な進行方向へターンをした選手がその波の優先権を得る。 | ||||||||||
3. |
ポイントブレイク 波が一方方向にしかブレイクしない場合は、インサイドポジション(※波のピーク側)にいる選手が、優先的に波に乗ることができる。 | ||||||||||
4. |
シングルピークブレイク
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5. |
マルチ・ピークブレイク
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スネーキング
1. |
テイクオフできる最もインサイドポジション(※ 波のピーク側)でなみの優先権を確立した選手にその波でのライディングを続ける権利がある。これは他の選手がより奥からテイクオフした場合でも変わることはない。また、最初に優先権を得た選手が他の選手の前にいる時でも優先権があるため、妨害にはならない。 |
2. |
後からテイクオフした選手が優先権を持つ選手を妨害せずにライディングした場合は、妨害を科さず、両方の選手のライディングに得点を与える。 |
3. |
ジャッジの判断により、後続の選手(スネ―キングした選手)が優先権を持つ選手にプルアウトさせたり、その波に乗せなかったりした場合、たとえペナルティを科せられた時点で優先権を持つ選手の後方にその選手が移動したとしても、後続の選手に対して妨害がコールされる。 |
パドリングインターフェアレンス
1. |
同じ波に2人以上の選手がパドリングしている時、インサイドポジション(※ 波のピーク側)にいる選手の妨害をしてはならない。 |
2. |
パドリングインターフェアレンスは次の場合にコールされる。
|
プライオリティルールでの優先権
1. |
プライオリティルールでは、どの選手が優先的に波に乗れるかをプライオリティシステムによって決定する。プライオリティを持つ選手は無条件に、選んだ波にパドルして乗ることができる。他の選手は、以下のことをしない場合に限り、同じ波にパドルして乗ることができる。
| ||||
2. |
プライオリティを持たない選手が上記に違反した場合、プライオリティインターフェアレンスがコールされる。 | ||||
3. |
プライオリティインターフェアレンスをコールされた選手は、保持しているプライオリティを失う。プライオリティジャッジによって新たに優先順位をつけられる。 |
プライオリティ
1. |
プライオリティが発生する前は、ノンプライオリティルールが適用される。(→ ノンプライオリティシチュエーション) | ||||||||||||||||
2. |
プライオリティはカラーパネルによって、海にいる選手から認識できるように、ゼッケンと同じ色で表示され、海か見て左から右に順番が表示される。プライオリティが発生したら、選手はプライオリティパネルで自身のプライオリティを確認する。 | ||||||||||||||||
3. |
以下の行為をした選手は、その時点での最下位となるプライオリティが割り当てられる。(→ノンプライオリティシチュエーションでのブロッキングルール)
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4. |
ノンプライオリティシチュエーションでの激しい波の取り合い(ハッスリング)や、ラインナップ上にいる他の選手へのブロッキング、妨害などをした場合、プライオリティジャッジとヘッドジャッジの判断で、その選手に最下位のプライオリティが割り当てられることがある。また、激しすぎる行為やスポーツマンシップに反する行為とみなされ、インターフェアが課される場合もある。 | ||||||||||||||||
5. |
プライオリティは、選手が波に乗るか、あるいは、波をキャッチするためパドリングをして、乗れなかった時点で失われる。ただし、3、4人ヒートでは、以下のケースではプライオリティは失われない。
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6. |
プライオリティシチュエーションでは、選手は常にプライオリティパネルを確認する必要がある。 | ||||||||||||||||
7. |
インサイドポジションにいる選手が2または3番目のプライオリティで、相手がパドリングをしたが波に乗れなかった場合は、インサイドポジションにいた選手が高いプライオリティ(相手の保持していた1または2番目)を引き継ぐ。お互いにパドリングして波にのれなかった場合は2人ともプライオリティを失う。 | ||||||||||||||||
8. |
以下の場合、プライオリティジャッジまたはヘッドジャッジの判断によりプライオリティを失う。(→プライオリティシチュエーションでのブロッキングルール)
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9. |
プライオリティをもつ選手がプライマリテイクオフゾーンの外でパドリングをしている時、プライマリテイクオフゾーンに戻るまでプライオリティは一時的に失われる(→サスペンデット)。インサイドポジション(※ 波のピーク側)で板につかまって浮いている時も含む。さらに、そのままもとに戻らない場合、プライオリティを失う。 | ||||||||||||||||
10. |
過半数のジャッジがシチュエーションを見逃した場合でも、ヘッドジャッジはプライオリティインターフェアレンスをコールできる。 | ||||||||||||||||
11. |
ミスジャッジやプライオリティシステムの故障が疑われる場合、ヘッドジャッジとコンテストディレクターが相談し、決定する。場合によっては再試合も行われる。 | ||||||||||||||||
12. |
プライオリティは、プライマリテイクオフゾーンに到達した順に割り当てられる。同時にプライマリテイクオフゾーンに到達した場合、以前にプライオリティを失っていた選手が先に獲得する。 | ||||||||||||||||
13. |
ヒート終了と同時にプライオリティは無効となるが、終了間際に波に乗り、ヒート終了後もライディングを継続している場合、その選手の妨害をしてはいけない。インターフェアが起こった場合、プライオリティインターフェアとして扱われる。 | ||||||||||||||||
14. |
ボディボードが折れてスペアボードと交換するために一度ビーチへ上がってきた場合や、セットを受けてプライマリテイクオフゾーンから流された場合、プライオリティはサスペンデットとなり、その選手はノンプライオリティの状態になる。選手が再びプライマリテイクオフゾーンへ戻った時点で、サスペンデットは解除される。 | ||||||||||||||||
15. |
ワン・オン・ワンヒートのプライオリティは以下に従う。
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16. |
3人ヒートのプライオリティは以下に従う。
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17. |
4人ヒートのプライオリティは以下に従う。
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インターフェアレンスペナルティ
1. |
プライオリティシチュエーションでインターフェアレンスをコールされた選手の得点は、(2ndベストウェーブが無効となり)ベスト1ウェーブのみになる。 | ||||||
2. |
ノンプライオリティシチュエーションでインターフェアレンスをコールされた選手の得点は、2ndベストウェーブが半分になる。 | ||||||
3. |
インターフェアレンスをコールされたライディングの得点は0になる。 | ||||||
4. |
インターフェアレンスはジャッジシートに△で表記される。 | ||||||
5. |
コールされたインターフェアレンスが不正確な情報に基づいているとヘッドジャッジが判断した場合、ヘッドジャッジは変更や修正ができる。変更や修正の判断について、他のジャッジは議論を行わない。決定についての抗議はプロテストのルールに従って行う。 | ||||||
6. |
ノンプライオリティヒートで他の選手にインターフェアレンスをされた選手は、マキシマムウェーブが1本追加される(※ ダブルインターフェアレンスの場合、お互いにマキシマムウェーブは追加されない)。水中カメラマンやPWCなど、外部からのインターフェアレンスに対しても、マキシマムウェーブの追加や、場合によってはヒート時間の延長などを、ヘッドジャッジが判断する。 | ||||||
7. |
2回インターフェアレンスを犯した選手は直ちに海から上がる。従わない場合には、ペナルティが課される場合がある。選手の得点は以下に従う。
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8. |
互いにプライオリティが確定していない選手同士のインターフェアレンスは、その他の選手がプライオリティを持っているかどうかに関わらずノンプライオリティインターフェアレンスとなる。 |
ヒート中のスポーツマンシップに反する行為
9. |
プライオリティシチュエーションでの過度なハッスリングにはインターフェアレンスがコールされることがある。場合によっては追加のペナルティを課される。 |
10. |
たとえプライオリティを持っていても、プライマリテイクオフゾーンの外で、スポーツマンシップに反するような故意のブロッキング行為をした場合、プライオリティジャッジ、またはヘッドジャッジの判断によりインターフェアレンスがコールされることがある。場合によっては追加のペナルティを課される。 |
11. |
ヘッドジャッジとコンテストディレクターにより深刻なスポーツマンシップ違反行為があったと判断された場合、さらに追加でペナルティが課される。問題の行為によってヒート結果や他の選手に影響があった場合、ヘッドジャッジとコンテストディレクターの判断によって再試合が行われる場合がある。 |
不測の事態
プライオリティや、その他、競技に関する予期しない事態が発生した場合、ヘッドジャッジ、コンテストディレクター、大会運営が相談し、決定する。場合によっては再試合も行われる。 |
規律
1. |
規律 ー 行動規範。
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2. |
懲罰委員会 懲罰委員会は、JPBAが設立し、コンテストディレクター、ヘッドジャッジ、JPBAルールと罰則に関する指針を管理する。委員会は2名以上 のJPBA理事(ルールと罰則の審査委員としてJPBA理事より選出された2名以上)で構成する。 | ||||||||||||||||||
3. |
プロフェッショナルスポーツマンとしての自覚と行動
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4. |
違反行為と処罰
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JPBA選手規定違反、罰金内容
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