別1.ハワイインタビュー後半

■ヘッドジャッジへの質問

Q1.常に進化するトップボーダーのマニューバーやテクニックに対し、ジャッジはどのような対応を心がけているか?

A1.マニューバーやテクニックは基本的にはどういうマニューバーがあるかなどを自分でよく見て、そしてそうした新しいマニューバーをライダー達がどのようにこなしているかを見る。あとはライダー達と話をして、どういう技をするのかなどを聞いたりもするよ。

Q2.ヘッドジャッジからパネルジャッジへの情報の伝達(事前ミーティング)等は行っているか?

A2.大会の前にミーティングをして、開会後にもミーティングをする。一日2回のミーティングをするよ。朝一番で波のコンディションを見て、その状況などをパネルジャッジに伝達する。2回目のミーティングはその一日に海の中で起きたことの話をして、その日に起きた出来事全般について確認し合うんだ。

Q3.ジャッジングに対し一番求められることはどんなことだと考えるか?

A3.集中力だよ。周りではスピーカーの音があったり、その他のあらゆる騒音の中で何時間もの間ずっと座ったまま、ずっと集中するということが難しいことがある。
ヘッドジャッジは一日中テントにいて、全部の波を見なければいけないから大変だよ。

Q4.今日はパイプラインの大会ですが、パイプラインと呼ばれる大会においてエフカイなど他のブレイクからのライディングに対し評価は変わるか?

A4.そうだね。やっぱりパイプラインの大会だからね。一番大きなピークであり、チューブであるのがパイプラインのブレイクなのだから、そこでのライディングが一番高得点につながるよ。

Q5.ヘッドジャッジにはどのようなクレームが来て、それをどう対応しているか?

A5.クレームはしょっちゅうだよ。対応はまず波のインターバルの時間にクレームのある選手と会話する。選手の言いたいことを先に聞いて、次にヘッドジャッジからの意見を全部伝えて、そのライディングに対する価値や評価を説明するんだ。そうした方法で収めているよ。99%はそれで判断が変わることはないよ。変わることはあっても本当にまれだね。

Q6.クレームに罰則はあるか?

A6.クレームに罰則はないけど、中にはルールブックの罰則欄に触れることもあるから、それはしたらいけないね。暴言と暴力には罰則があるよ。でもほとんどの場合は話をすることでみんな納得して帰るかな。
今話した内容はネット上のルールブックに詳しく書いてあるよ。

■ビーチマーシャルに対しての質問

Q1.ビーチマーシャルブースでの仕事は何か?

A1.ゼッケンの受渡しやその場でゼッケンを着脱をする必要があることを説明したりするよ。それでも守らない選手もいるんだけどね。そうした選手に罰則は無いんだけど、ルールブックに乗っていることだから守らないといけないね。

■トップ選手に対しての質問。

Q1.トップ選手から見て、自分達のライディングについての評価には満足しているか?

A1スペンサースキッパー
とても満足しているよ。特に今の自分のヒートで良い点もらいすぎているんじゃないか?って思ってるくらいさ。

A1マイクスチュワート
この大会ではフェアに出来ているんじゃない?でもジャッジングって言うのは常に変化し曖昧なところがあるから、いつもいろいろな場所で議題に上がるものだよね。

A1デイビッドハバード
まぁ基本的には満足しているかな。他の大会でもたまには納得できないこともあるけどね。

A1ジェフハバード
今は満足している。最近の自分の新しいトリックへもきちんと評価してくれているから満足だね。

Q2.今の大会運営で満足な部分、不満な部分はそれぞれ何か?
 また、今後どのようになっていって欲しいと思うか?

A2スペンサースキッパー
う〜ん・・厳しいスポンサー確保の中では善戦してるんじゃないかな。今の状況が今後のスタートとして状況が良くなればいいと思うよ。
今回もウォーターチャンネルがネット配信とかしているし、それはいいと思う。今後の自分の希望を言うとすれば、マンオンマンとかでやりたいと思うよ。
あとはもっとメディアに対しての宣伝をして、社会に情報を発信して欲しいと思う。
例えばハワイの中だけでももっと宣伝をして欲しいし、僕が見る限りまだ出来ていないんじゃない?90年代後半に比べるとギャラリーの数も減っているし、資金不足による宣伝不足からそうなっているんじゃないかな。

A2マイクスチュワート
大会運営は上手く行っていると思うけど、改善すべきところは常にあると思うよ。

A2デイビッドハバード
それはドロップニーのコンテストをやって欲しい。あとは(メディアに対して)明日の大会には取材があるといいな。

A2ジェフハバード
満足はしているけど、改善できるところは常にある、例えば宣伝をしてもっと大きいイベントにするとか。
ボディボード業界自体にお金が無いんだけど、大きなスポンサーを獲得出来れば大きな大会も開けるんだよね。

Q3.世界を代表する選手として、ボディボードというスポーツの地位を高める活動をされていると思いますが、一般ユーザーや業界に対して具体的にどのような活動をされているのか?
最近された活動の中で、最も成果が出た活動等ありましたら教えて下さい。

A3スペンサースキッパー
先日のアラモアナでのサイン会は大会のイベントとして参加したけれども、個人的なスポンサーとの活動としては世界中を旅行して、各地のサーフスポットでスポンサー宣伝に使う写真を撮ったり、雑誌の写真を撮ったりするよ。あとは地元のショップを回ったりもする。自分達のスポンサーの商品を扱っているショップに行ってサイン会などをするんだ。スクールとかは個人的にはやっていなくて、やりたいんだけど世界中に飛び回っているから出来ていない。アメリカはそういうのが不足しているよね。

A3マイクスチュワート
オンライン(ネット)で掲示板やチャットルームなどの活動をかなりしているよ。他にもいろいろプランはあるんだけど、まだ実際には出来ていないんだ。だから今はそのオンラインの活動だけになるね。
効果がある活動といえば、僕が取り組んでいるオンラインの活動も成果があると思うし、ビデオやどんな形でもいいからメディアに対しての活動が効果があるんじゃないかな。

A3デイビッドハバード
いろいろな場所に旅行に行くことが多いから、その先々でプロモーションが出来ないかどうかをいつも考えているよ。僕らがプロデュースしているブギーネイションのプロモーションとかだね。イベントがある場合などは顔を出したりもしているよ。
そういったプロモーションは自分のスポンサーと共同の場合もあるし、ブギーネイションなどは仲間達で上映会を開いたりしているんだ。
ブギーネイションは次世代のアマチュアボディボーダーのための非営利活動で、そうした活動で若いボディボーダーたちが育ってくれて、ボディボードがスポーツとしてより育ってくれればいいよね。

A3ジェフハバード
ビデオであり、テレビであり、新聞であり、なんでもいいからメディアに出られるものには出るようにしている。あとはインターネット上で、子供達からの質問に答えたりもしているよ。
最も効果があると感じているのは新聞やテレビへの出演だね。

Q4.ボディボードを更にメジャーなスポーツするためには何が必要だとお考えですか?

A4スペンサースキッパー
テレビがみんな観るから一番効果的じゃない。(ブレイクを指差して)これが一番頂点でしょ?こういうものを世の中に見せるのが一番だよね。人がテレビで見て、カッコいいと思えばそれをしたがるわけだし。それを見せられないとそのスポーツを広めるのは難しいんじゃない?テレビを自分達の味方につけるのが一番だと思うよ。

A4マイクスチュワート
今回はウェブキャスト(ウォーターチャンネルによるネット放映)がすごい人数に見てもらっている。このような大会をたくさんの人に見せることが一番重要じゃないかな。
良い大会を行って、良いライディングを出来るだけ多くのの人に見せることが大事だよ。

A4デイビッドハバード
それはメディアからの取材があって、パイプラインのような迫力のあるライディングを見せることが大事だよ。
あとは、普通のプローンだけではなくドロップニーもあれば、ボディボードのいろいろな面も見せられるし、表彰される(還元される)選手もより増えるよね。

A4ジェフハバード
こうした自分達がやっているどれだけクレイジーでどれだけ素晴らしいこと(大会)などをより多くの人に見てもらうことが一番大事だと思うよ。
テレビはもちろんだけど、今回パイプの大会では初めてになったウェブキャストなんかもとてもいいよね。


別1.ハワイインタビュー前半

1.2006年度収支報告
2..本年度の人事について
3.イベントフォーマットについて
4.エントリーについて
5.罰則の追加について
6.NSAとの連携について
7.今後の活動のための協力の確認
8.ハワイ研修内容のご報告

別2.ハワイレポート


Copyright(c) 2007 JPBA All right reseved.