Contest Report
木崎浜クリーンビーチカップ 大会レポート

2005年10月8・9日にJSTC2005年シリーズの第5戦木崎浜クリーンビーチカップが宮崎県木崎浜海岸にて行われました。

 
今年はDKクラスもワールドツアーになったこの宮崎大会、どんな大会になるのでしょうか?   霧島酒造のバナーが並び会場は華やかです。
 
多くの外国人選手からエントリーがありました。   本部テントにはツアー協賛スポンサー各社のバナーが所狭しと並びます。
 
開会式では宮崎サーフィン連盟理事長の秋本さまよりご挨拶いただきました。   続きましては宮崎市議会議員の河野さまよりご挨拶いただきました。
 
開会式ではカレオクラブインターナショナル宮崎の皆様によるフラのショーも開催されました。   今回の大会で使用されたシグナル。遠くからでも見やすく選手には好評でした。
 
初日は2ポイント開催となるため、集計のみコンピューターを使って行われました。   DJ吉岡プロ&サブDJ石井プロのコンビも健在です!
 
これが被害のあったトイレ前の状況。想像を絶する自然の力にただただ驚きでした。   フリッパー数冊が外人選手に渡されると喜んで読んでいました。
 
昼前からは消防による心配蘇生法の講義が全員参加で行われました。   こちらは今回参加してくれたメンズ外国人選手。

台風14号の被害が深刻であったこの宮崎木崎浜ビーチ。前回会場としましたトイレ前は防波堤が破壊されてしまったため、場所を200メートルほど北に移動しての開催となりました。天候もいまひとつでしたが、波はオフショアでまずまずのコンディションのなか初日が無事に終了いたしました。

 
ここから2日目。1ポイントになり集計にはコンピューターシステムが使用され、すべての得点と順位がDJによりコールされました。   ジャッジも採点と入力の2名で一組になります。
 
世界ランキングトップのKIRA LLEWELLYN選手。昨年に引き続いての参加です。   こちらはずっと引き続きお願いしているKTデザインの秋元さん!
 
連休の土日開催ということで、本当に大勢のギャラリーに来ていただきました。   LOTOも大盛況。集計の友田君もお疲れ様です!
 
この日が誕生日だったMANDY ZIEREN選手。   閉会式の準備の間にビーチクリーンが行われました。
 
準備が完了次第閉会式が行われました。表彰者が多かった為に多くの選手が残ってくれて盛り上がりました。   霧島酒造さまよりいただいた協賛品です。
 
まずはDKクラスから表彰。5位はJASON MCCARTHY選手と野崎久司選手。   DKの優勝はハワイから参戦のDAVID HUBBARD選手。接戦を制しての優勝です。
 
DKファイナリスト、左から山田幸久、加藤勝典、GRANT MOLONY、DAVID HUBBARD選手。   日本人最高位は3位の加藤勝典。肩のインコは誰のでしょうか?
 
優勝したDAVID HUBBARD選手のライディング。
画像提供:イエローズプロダクションズ
  こちらは2位のGRANT MOLONY選手のライディング。
画像提供:イエローズプロダクションズ
 
続いてウィメンズクラスの表彰。7位は奥山千晶選手と西山菜子選手。
  続いて5位は森本路子選手と永友広子選手。
 
永友選手はプロ宣言でプロに転向しました。頑張って!   ウィメンズクラス優勝はMANDY ZIEREN選手。誕生日に優勝で最高の笑顔でした。
 
ウィメンズクラスファイナリスト、左から中村未来、KIRA LLEWELLYN、川越典子、MANDY ZIEREN選手。   優勝したMANDY ZIEREN選手のライディング。
画像提供:イエローズプロダクションズ
 
メンズクラス7位は八子顕一、池田雄一、的本明、相原法央選手。   5位は加治賢和選手と柴田泰之選手。
 
メンズクラスを制したのはDKクラスでも優勝したDAVID HUBBARD選手。   メンズクラスのファイナリスト、左から川越太一、近藤義忠、京谷雄策、DAVID HUBBARD選手。
 
DAVID HUBBARD選手のライディング。選択の難しい状況の中乗る波すべてインサイドまで乗り継ぎ高得点をマークしました。   表彰式の後は外国人選手はギャラリーと記念撮影。
 
そしてLOTOでは豪華商品が参加者にプレゼントされました。   こちらは揃って入賞した地元宮崎の川越夫妻。おめでとうございます!
 
ダブルで優勝したDAVID HUBBARD選手は賞金41万円をゲットしました。   今回参加してくれた外国人選手。これからもますますインターナショナルになっていくでしょう。

昨年よりIBAのレジョナルイベントとなったこの木崎浜クリーンビーチカップ。

今年はDKクラスもワールドツアーの第2戦に組み込まれたことで、すべてのクラスがインターナショナルなイベントになりました。そしてそうなったことで数多くの外国人選手が大会に参加すべく来日。日本人選手と接戦を繰り広げ、観客も大いに盛り上がったことと思います。
海外の試合に出ることが少なくなった今の日本人選手たちにとって、これほど貴重な体験は無かったではないでしょうか。外国の波ではなく、日本の、しかもビーチの波での外国人選手のライディングからは多くの得るものがあったと思います。

そしてJSTCでは初めての採用となったコンピューター集計システム。まだまだ対応に関する課題は残りましたが、見ている観客や選手は面白かったのではないかと思います。機材をリースし、サポートしていただきました宮崎サーファーズネットワークの方々には心より感謝いたします。

そして主催していただいた宮崎県サーフィン連盟を初め、協賛していただいた各企業の方々、会場に足を運んでいただいたギャラリーの方々、ローカルの方々、参加選手とすべての方々が一体となったこの大会。来年はますますインターナショナルな大会になると期待せずにはいられません。本当にお疲れ様でした。そして来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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